第4回
アスペルガーとの出会いと、モラルハラスメント (3/4)
「遅刻ばかりするから給料がなくなるんだぞ」
と言われ、「それは当然だ」と思うほど、私の心は完全にローズさんの支配下で洗脳状態にありました。
(↑実際には法律上、給料が減ることはあたりまえでも、なくなることはありえないはずです)
今の私が、皮肉を込めて
モラルハラスメントの「おかげ」と言えるのは
私を理解しようと手を差し伸べてくださった方々のおかげです。
今でもたまにフラッシュバックが起こり
あのときの日々が、私の体力・精神力を奪います。
尊重があってはじめて、お互いに理解することができる。
否定からは、理解は生まれず、すべてがバラバラに壊れてしまいます。
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最後に、モラルハラスメントの加害者というのは、「指導のつもり」で、なんら悪気のなく行っていることが多いそうです。ローズさんもまた、そのように言っていました。そのお気持ちは、ありがたいものです。
しかし、
人を見下し、利用をするための指導は 指導ではありません。
指導法は ひとつではありません。
人は、ひとりひとりちがう。
ひとつの型に力や精神的圧力で押し込めようとするのは、指導ではありません。
ひとつの指導法がきっかけで、相手が毎日のように自傷行為を行ったりしている状態を目の当たりにしても、指導法を変えないなら、それは指導ではなく、もはや暴力です。
賢明なローズさんが、いつかそれに気づいてくれるといいのですが・・・。
今後のローズさんの発展をお祈りします。