第4回
アスペルガーとの出会いと、モラルハラスメント (1/4)

スーパーエキサイティングなホッピングでこんにちは!
堀川ひとみです!

前回までの連載で、私が鬱病になるまでの過程をお話ししてまいりました。
鬱病になった時点で、私はまだ自分がアスペルガー症候群であることを知りませんでした。

アスペであることがどうしてわかったのか?
それは、インターネットの発達とモラルハラスメントのおかげです(←皮肉を込めて)。

鬱病の最中、私はその後の人生において、よくも悪くも大きな意味を持つ人と出会います。その人はバラが好きなので、仮にローズさんとしておきます。

ローズさんは、私が鬱病のさなか、音楽活動の進展を求めて参加したパーティーで知り合いました。
私の心の病み具合に素早く気づき、あれやこれやアドバイスしてくれました。

ローズさんは、精神科医でも宗教家でもありませんが、人の心を言葉や理屈で表現できるすぐれた能力を持っていました。そんなローズさんの説明に、私には腑に落ちることがたくさんあり、少しずつ鬱病は回復していきました。
このことから、私はやがてローズさんをすっかり信頼し、人生添い遂げたい!とまで思うようになりました。(結果、私はその後ひどい目にあっちゃったわけですが・・・)

しかし、私が仕事をしているなかで、何度やっても、うまくいかなくてローズさんにしかられるものごとがあることに気が付きました。

  • 数の増えたみんなからのブログコメントに返事を書くことができない
  • 相手のブログに訪問することがとてもつらい
  • 人が好きなのに、どう興味をもっていいかわからない
  • 人とのつきあいを継続させるためのメールのやりとりや連絡のとりあいがツライ
  • 複数の仕事を管理できない
  • 時間に遅刻する
  • 飲み会で、どう周りの人に気をつかっていいかわからない。
  • ブログにコメントを返しても、それが「コメントしてくれた人が求めている言葉とは違う」とローズさんに指摘される
  • 一生懸命やっているのに、できていないことばかりで、さぼっているといわれる
プロフィール
堀川ひとみ
人生晒し系シンガーソングライター。アスペルガー症候群の当事者。
(鬱病の克服と発達障害発覚を経た人生を晒して歌っている。)
ジャンルは全然違うのに、歌を聴いた人によく「ジャニス・ジョップリンだ!」と言われる。
株式会社うたの国のPrincess(代表取締役)でもある。
youtubeで「堀川ひとみ」検索すると、ライブ映像がやたら出てくる。
無宗教なのに、歌っているだけでなぜかよく宗教と間違われてしまう。
とある人は私の歌を「劇薬」と呼ぶ。しばらく聞かないと禁断症状に苦しむらしい。
かわさきFMにて番組をもっている。
現在3種類のCDを発売している。全てコンセプト・アルバム。
最近CDを買わなくなった人に売れている。
しかも、一度はまるとなかなか抜け出せないらしい。
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