第4回
アスペルガーとの出会いと、モラルハラスメント (2/4)
私は、なやみになやんで、ある日インターネットで一心不乱に検索を始めました。
そのときふと思いだしました。
私はかつて、うたの師匠に、「ひとみちゃんは自閉症だから」と言われたことを。
「自閉症」と、そのとき困っていたことをキーワードに何度目かの検索を行った時、「アスペルガー症候群」という言葉と出会いました。
その特徴を見て私は驚きました!
これ・・・私の説明書だ!
これがきっかけで病院で検査をうけて、「典型的ではないが、アスペルガー症候群の範疇に入る」という診断をいただきました。
ローズさんは鬱病だった私を救ってくれた人。
発達障害のことだってわかってくれるはず!
そう信じていましたが・・・
期待はあっさりと打ち破られました。。
私が発達障害のことやテストの結果を説明すると、それを利用して私を追い詰めました。
ローズさんと少しでも感覚が違うと
「(おまえの振る舞いは)間違ってる。常識はこう(←ローズさんの「基準」)なの!」
「常識を教えてやってるんだ!いうとおりにしろ!」とか
「なぜ能力が劣っているやつに俺が合わせないといけないんだ?」
と、日々私の言動を細かく否定し、根拠の見えない”個人の中の常識”を押し付けられ、見下したような言動をされました。
それは言葉で書くよりも。ずっと、ずっと壮絶なものでした。
心身が疲弊し、仕事も永遠におわらない。
何が終わりかもわからない。
深夜まで仕事場にいて
朝は起きられず
しかられ、追い詰められ
息ができなくなり
私は消えて当然の存在なのかもと思い
ローズさんがそんなに私を否定するなら、私の生きる場所はない。
望み通り死んであげようと、ビルの屋上に登り
(↑このあたりは「いくじなし」で触れたとおりです)
そして死ぬことができず、絶望しながら戻ってきて
自分を傷つける
(↑ここは「自傷」で触れたとおりです。)
めちゃくちゃな日々が長く続きました。