毎日笑いながら悩みながらも格闘中！アーティスト森永ばんさんにインタビュー！(2/3)
逆に、ご自身の発達障害の特性が、お仕事(創作活動)の妨げになると感じることはありますか？ そんなとき、工夫したことや、気持ちを切り替え方などあれば教えてください。
絵日記：野球
集中するときとしないときが激しいです。私は絵描くことがすきでも、それをアップするのが苦手です。だからやり過ぎて燃焼しきるまえにのんびりすることにしました。
なので、部屋に閉じこもらずに大好きなソフトクリームを探し求めるドライブをよくします。いい気分転換です。 と、いうかちゃらんぽらんだ！！ちゃらんぽらん過ぎる！！ソフト大好きだからね！！
子供のころの面白エピソード、仰天エピソード、悲しい体験などあれば聞かせてください。
小さい頃からあまり会話のない家族でした。別に不仲と言うわけでもなく、寡黙な一家なのです。そんな両親が私に聞いてくることがあります。「学校どう？」と。
私には意味が分からず。学校は学校だなぁと思い。「学校だったよ！！」と答えます。そして両親も「そうかー」と納得。今思うとそこで納得すんなよ！！とつっこみたくなりますが、そんな２６歳現在、今でも聞いてきます。「最近仕事どう？」そして今でも答えます。「最近も仕事は仕事だよ。」と。そして両親は笑って言うのです。「言うと思った」と。実際に聞かれるとつっこまずにやり過ごす、そんなコミュニケーションを繰り返す不思議な家族です。
この特集をご覧のみなさん、特に悩めるネイティブ(当事者)に何かメッセージをお願いします。
私なりに悩んだ結果なんですが、悩んでも脳みそにないことは答えが出せない気がします。アスペルガーはコミュニケーションの問題なので、コミュニケーションを学ぶにはコミュニケーションを、と私は思いました。どんなに嫌われてもいいや。人なんて星の数ほどいるから、と思い、いろんな人と関わって。人付き合いのうまい人がいれば下手であろうと真似をします。それを繰り返して行く日々です。うまくいったのかどうだか知りませんがなんとか人と仲良くやっていけています。
その一つに、私は初対面にて自分の内部事情を話します。アスペルガーのこと、腎臓病だったこと、中性なこと、そうすると相手も「あっこいつ、心オープンだな」と思って、相手もオープンになったりします。そうしていきなり親密度が上がるとう計算です。性格悪いように思えますが（否定はしません！！）そうして行く事で、今でもつながる仲のいい友人が沢山できました 。嘘が言えない性格ですから時々、いつのまにやら怒らせてしまう事もありますが、なんとか弁解して、おかげさまで日々楽しく生活しております。
とかなんとか言ってますが、まーのんびり行きましょう。十人十色ですから。（私の好きな言葉）
作品「あれ？」