新刊紹介☆「ボクの彼女は発達障害」著:くらげ(2/2)

漫画を担当された寺島ヒロさんに質問です。
寺島さんはこの漫画を描くにあたって、 特に意識されたことや、注意されたことなどありますか? たとえば、くらげさんの原作を漫画にする際に、難しかったことやなど、 なにか面白いエピソードがあれば聞かせてください。

 発達障害の特徴として現れる行動とあおさん本人の性格を表す動きを区別しつつ、キャラクターとして一体感があるように見せるという点に関してはかなり気を使いました。違和感なく見えているといいのですが。

実はあおさんとは一度もお会いしたことがないのです。表情や動きのイメージは自分の知っている他のアスペルガーの人を参考にして、下描き(ネーム)を描いて、それを編集の方や、くらげさんに見てもらって、更に手を加えてとやり取りしながら仕上げていったのですが、いつもの自分一人でキャラクター設定を作ってお話しを作ってというのとは違いみんなで作り上げていったという感じが面白かった。機会があればまたこういう合作的な漫画を描いてみたいです。


あおさんへ質問です。
この本では、客観的に見たご自身の姿が描かれているわけですが、 感想や何か補足しておきたいことなどありましたら、この場でどうぞ。

 感想といたしましては、「『自分』ってこんな人間だったんだ」と思いました。 驚きというか、『自分』の知らなかった『自分』を知ることが出来ました。


この場を借りて、くらげさんからあおさんに伝えたいメッセージがあれば、どうぞ♪

 キミと付き合う上で大変なこともあったけど、貴重な経験もたくさんさせていただきました。 5年間もボクに付き合ってくれて本当にありがとう。これからもよろしくね!


発達障害の彼女・彼氏、パートナーをもつ人に向けて、くらげさんからメッセージをお願いします。

 そんなに身構えることなく、目の前にいるパートナーと「どう寄り添うか」を真摯に考えていきましょう! その中で、新たな魅力が発見できるかもしれないですよ!


ここまでお話しいただいたこと以外に、みなさんに伝えたいことがあればどうぞ!

 気楽に楽しく読んでいただければ幸いです!
あと、寺島先生、可愛い漫画を書いてくれて本当にありがとうございました!


私は、早速「ボクの彼女は発達障害」を読みました!
「支援」って、みんなが考えるほど大変なことじゃなくて、お互いが楽しく生きていくための知恵と工夫なんじゃないか、そんな風に思いました。

発達障害のパートナーを持つ人や発達障害支援に関わる人にとっては、たくさんのヒントが詰まった本だと思います。ぜひ、読んでみてくださいね♪

お知らせ

「ボクの彼女は発達障害〜障害者カップルのドタバタ日記〜」出版記念パーティーを開催します!

日時:2013年10月5日(土) 19:00から

詳細は http://twipla.jp/events/62228をご覧ください。

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