新刊紹介☆「ボクの彼女は発達障害」- (1/2)

今回の特集は、この9月10日に発売されたばかりの新刊「ボクの彼女は発達障害 〜障害者カップルのドタバタ日記〜」のご紹介です。

書籍 ボクの彼女は発達障害
9月10日発売:絶賛発売中!

著者のくらげさん。Twitterをされている方はご存知の方も多いのではないでしょうか。くらげさんは聴覚障害、彼女のあおさんは発達障害。本のサブタイトル「障害者カップルのドタバタ日記」にあるように、お二人が付き合う中でであった問題に、1つ1つ丁寧に考えた工夫がたくさん詰め込まれています。

その著者のくらげさんと漫画を担当された寺島ヒロさんへのインタビューです。最後に、あおさんからの一言もありますよ!


くらげさん、まずは簡単に自己紹介と本の紹介をお願いします!

 ボクは発達障害者である「あお」と付き合っている聴覚障害者(人工内耳着用)です。 本書の主人公であるあおとは付き合って5年近く経ちます。 本書はあおと付き合っている過程で、「あおはどういうわけか服が決まってるなぁ」「食事のバリエーションが少ないなぁ」など 「普通じゃないな」と気づいたことを、「発達障害」を切り口に考えたことを書かせていただきました。


くらげさんに質問です。
著書「ボクの彼女は発達障害」は、どんな内容ですか? この本を出版するきっかけや、この本にこめたくらげさんの想いなど、お聞かせいただけますか?

 本書のコンセプトは「楽しく読める発達障害者支援入門」です。
「発達障害者を支援する」というと大変なイメージがあると思いますが、ちょっと工夫すればこんなに違うよ!という話を書きました。 というのは表向きで、「あおって面白いよ?」という彼女自慢の本です。

さて、あおと付き合ってるといろんな気付きや発見、面白いなぁと思うことや惚気が出てきます。 で、惚気を中心に、「あおってこんな行動するけど、それは何故なんだろうか」と考えたことをTwitterに投稿していました。 そこを学研の編集者である小野さんに見つかり、「本を書きませんか?」とオファーがあったのがこの本を出すきっかけでした。

「発達障害」と一口で言っても、100人いたら100通りのパターンがあります。 ボクはその中のひとりである「あお」と付き合っておりますが、すべての発達障害者について考えることはできません。 ですので、本書は「あおとボク」の付き合い方に限定して書きました。 そのボクとあおのやりとりの中で、コミュニケーション等に困ってる人の助けに少しでもなれば嬉しいと考えています。

でも、それ以上に「あおという、ボクの彼女の楽しさが伝われー!」と言うのが本音でございます。


くらげさん自身は聴覚障害がおありとの事ですが、 そのことが発達障害の彼女あおさんとの関係にどのような影響があったのでしょうか? (これって、本の内容そのものかもしれませんが…)

 本書の壮大なネタバレになるのでここでは控えさせてください(笑)


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