「絵描き犬」兼「イラストレーター」まゆイヌさんにインタビュー!(1/3)

特集PickUpでは、発達障害に関するさまざまな取り組みやネイティブ(当事者)の活動を紹介しています。
今回は、発達障害のネイティブ(当事者)で、絵描き犬(!?)兼イラストレーターのまゆイヌさんにお話を伺いました!

まずは、簡単に自己紹介とお仕事(創作活動)の紹介をお願いします♪

はじめまして、絵描き犬兼イラストレーターの「まゆイヌ」と申します。近畿・東海・関東方面のアート・手づくり系イベントへの出展を中心に、現在活動中です。
 PCを使用して作成する可愛らしいタッチの動物イラストを得意としており、それをベースとしてオリジナルのポストカード・ステッカー・缶バッジ等を製作・販売しています。

 

またイベント出展時には、携帯画像からその場で描く、手描きタッチの「ペットの似顔絵」を実施しています。「ペットの似顔絵」は2010年5月の開始時から現在まで、約400件のオーダーをいただきました。
 絵のお仕事としてはこれまでに、企業のロゴデザイン、キャラクターデザイン、冊子の挿絵作成などの依頼実績があります。先月中旬には大型百貨店での催事に初出店を果たし、現在も無理の無い範囲で精力的に活動しています。

お話いただける範囲で結構ですので、今のお仕事(創作活動)を始めたきっかけやいままでの道のりを聞かせていただけますか?

このお仕事を志したきっかけは、自分の特性が生かせる分野である「絵」の世界で生きて行きたい、と思ったからです。
 自分を表現するツールとしての「絵」は、私にとって非常に大切な存在です。初めは趣味的な気持ちで各地のアート・手づくり系イベントに参加し始めたのですが、出展回数を重ねる内に次第に、「絵の世界で生きていく」ということについて、真剣に考えるようになりました。
 活動開始から1年半強、これまで本当にたくさんのイベントに参加してきましたが、最近になってようやく少しずつ、その成果が実を結びつつあります。
 現在も試行錯誤の毎日が続いていますが、見た人が楽しく、優しい気持ちになれるような、そんな作品を作り続けて行きたい、と思っています。

今のお仕事(創作活動)はたのしいですか?

はい、とても楽しいです!
 日々色々なことが起こりますが、それら全てをひっくるめて、これまでの人生で一番自分らしく、かつ、充実した時間を過ごせている、と感じています。自分の描いた絵がお客様に喜んでもらえること…それが私がこの仕事をやっていて、一番やりがいと幸せを感じる瞬間です。
 常にスキルアップや成果が求められる業界ゆえ、日々精進が必要な状態ですが、それらもやりがいと感じて、今後も励んでいこうと思います。

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