第3回 関わり(支援)はみんなでシェアしよう〜!(2/2)
そんな家族の様子を垣間見えると、俄然本人の話はじっくり聞きたいと思ってしまう私。
とは言っても、毎度同じ話を繰り返しされ、こちらの都合にお構いなく電話をかけられると正直気が滅入るというのも正直な気持ち。
では、
@際限ない話をしないようあきらめさせる方が良いのか?
A時間を決めて話をするというルールを作ればよいのか?
Bこのまま私が必死に受け止めれば良いのか?
そのいずれも違うと思う私。
なぜなら、
@は、すごく一方的だから嫌
Aは、お互いの気分を除外してする会話なんてつまらないと思うので嫌。
Bは、私ばかり我慢するのは嫌だし、そのうち限界が来たら結局@を選択してしまうから嫌
それで思う事は・・・
@Aくんの話に興味のある人を探す。
AAくんが私以外にかけられる相手を探し、もっとたくさんの人にかけられるようにする。
興味のある人なら、お互い盛り上がるだろう。
気の合う人でなくても電話をかける相手の数が増えれば、聞く側はちょっとづつ聞くことになるし、Aくんも暇な人を見つけやすくなるので双方にとって楽になるかも。
「支援」と力を入れてしまうと、「専門性」ばかりに依拠したり、誰か特定の人のみが背負う事になってしまう事が多いように感じます。
でもそうではなくて、
暮らしの中に人がいて、みんなでやり取りできる関係があれば、そんなに難しい話でもなく、成功も失敗もいろんなものを気軽に積み重ねて次へと進めるのではないかと思う私です。
過去の記事
- 第1回 「支援」って何だ? (2012-05-19)
- 第2回 相手があっての支援だと思うけど… (2012-06-23)
- 第3回 関わり(支援)はみんなでシェアしよう〜! (2012-07-22)