第11回 日常生活で役立ったデザイナー経験(2/3)

私、記憶力が悪いので、とにかく何でも記録しておきたいんですね。 特に育児系の記録は、まめにとっておきたかったので、事細かに、日記につけていました。 それがたまってくると、だんだん「見やすくまとめて、誰かに見せたい」衝動にかられるんですよ。 それが「我が家新聞」の始まりでした。

息子が生まれてからは、一日中泣いてばかりで、やたらと体調を悪くするわが子の記録用に、バインダーに、仕事用のタイムスケジュールを取り付け、息子の成長を、24時間、ひたすら記録していました。 ミルクの量、回数、睡眠時間、その他、とにかく全て記録つけていましたね。 「全てが後で見返せるように、記録しておきたい」 私のこだわりの強い部分です。

息子は、すぐに熱を出す、風を引きやすい赤ちゃんでした。 すると病院で「いつごろから熱が出ましたか?いつから下痢をしていますか?」等 お医者様から色々と質問されるでしょう?その時、私何も思い出せないんですよ。 なので、記録したものを持って行って、報告していました。

そのうち慣れてきて、病院に行く前に、聞かれそうなことをまとめてパソコンで打ち込み プリントアウトして持参していました。
先生「わ〜〜。上手にまとめてくれて〜!カルテに貼らせてね^^」
とおっしゃって ノリでカルテに直貼りしてくださっていましたよ。

↓我が家新聞の一部です。毎号8ページほどでした。
 (※クリックすると大きな画像で見られます。)

原本なくしてしまっているので、コピーのコピーで、見づらいと思いますがご了承くださいませ。

プロフィール

くすのきゆり
兵庫県出身。兵庫県在住。
デザイン専門学校在学中に二科展入選。
専門学校卒業後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして、デザイン事務所、広告代理店制作部に勤務。
本や教材の挿絵、ポスター、雑誌の表紙、イラスト、ロゴマーク作成、パンフレット、チラシなどグラフィックデザイン全般を手掛ける。
結婚、出産で いったん現場を退くものの、現在は、発達障害の啓発活動の傍ら、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてとして活動中。
色鉛筆画が得意。
LDの人にも読みやすいグラフィックデザインを心がけています。
プライベートでは 二人の子どもの発達障害の診断までの過程で、私自身もその
傾向が強い事に気づく。
心療内科にて「物忘れ・衝動性・不注意は薬の副作用やうつ病の症状ではなく、
持って生まれた特性でしょう。脳のほんの少しの機能障害です」と言われるもの
の、専門病院での診断は受けていない。
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