第11回
日常生活で役立ったデザイナー経験(1/3)

今はネット時代なので気軽にブログもかけますよね。
写真もデジカメで撮影すれば、これまたネットに気軽にアップできます。
実際私も今は毎日ブログで日々の様子をアップしてますし(@^-^@)

しかし意外とこの環境って最近ですよね?
私の周りの友達は、誰もPC持っていませんでした。
携帯電話もまだそんなに普及していませんでしたしね。

私はたまたま、仕事上、会社でMacintoshを使っていたので、結婚後も、自宅にMacを買っていました。(ネットには繋いでいませんでした)

当時としては高い買い物だったので、フルに活用していましたよ〜。

私は、絵は描けるのですが、普段書く字は、えらくヨレヨレの文字で、恥ずかしくて、 お手紙頂いてもお返事が書けないくらいコンプレックスでいっぱいだったんです。 そんな時、Macintoshは大活躍してくれました♪
私、実はワープロが使えないのでIllustratorというソフトを使って文字打ちしていました。 文字は全部、PC(Illustrator)で打ち込み、きれいな紙にプリントアウト☆ これはずいぶん私の気持ちを楽にしてくれましたね(@^-^@)

新婚当時は、夫が営業職だったので、営業ツールに自己紹介カード&リーフレットなどは、私が作ってあげていました。似顔絵は手描きで、プロフィールやコメントは、夫の原稿を見ながら私がPCで打ち込み。 それをいったんプリントアウトして手作業で貼りあわせ、版下を作って夫に渡す。 夫はそれを会社でコピー。お客様宅にあいさつ回りをする折には持参していたようです。 名刺や会社のパンフレットだけじゃなく、自分だけのこういうツールは、お客様に喜ばれていたようです。 特にこどもが生まれてからは、リーフレットの中にわが子の成長なども入れていたので お客様との会話の種になったのではないでしょうか。

お客様が、ご不在の時用に、「また伺いますカード」も作りました。 B5の三つ折りリーフレットで、内側にはお伝えしたい内容を、外側の真ん中には 「☆☆様へ、、、また伺います。、、名前」を入れ トボトボと、寂しげに帰るスーツの男性のイラストを入れたんです(笑) これもなかなか、ウケが良かったそうです。

こういうのって、ほんとは会社で用意するべきなのでしょうが、サービスで(いや趣味で) 私がまめに作っていましたねえ〜〜。 数年後、夫は営業職から経理へ移り、私の影の仕事もなくなりました。

そうそう。妊娠中には、「我が家新聞」なるものを作り、親戚や友人にプリントアウトして「郵送」していました。 メールで添付の時代じゃなかったので「郵送」です(笑)

プロフィール

くすのきゆり
兵庫県出身。兵庫県在住。
デザイン専門学校在学中に二科展入選。
専門学校卒業後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして、デザイン事務所、広告代理店制作部に勤務。
本や教材の挿絵、ポスター、雑誌の表紙、イラスト、ロゴマーク作成、パンフレット、チラシなどグラフィックデザイン全般を手掛ける。
結婚、出産で いったん現場を退くものの、現在は、発達障害の啓発活動の傍ら、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてとして活動中。
色鉛筆画が得意。
LDの人にも読みやすいグラフィックデザインを心がけています。
プライベートでは 二人の子どもの発達障害の診断までの過程で、私自身もその
傾向が強い事に気づく。
心療内科にて「物忘れ・衝動性・不注意は薬の副作用やうつ病の症状ではなく、
持って生まれた特性でしょう。脳のほんの少しの機能障害です」と言われるもの
の、専門病院での診断は受けていない。
ブログ
inserted by FC2 system