第7回 LD(学習障害)の人の見え方(2/2)

実際に私の見えている文字は これよりも 3Dで飛び跳ねている感じです。
目が疲れている時は 文字の詰まった文章はパソコンや携帯の
「文字化け」した文章の様に感じることもあります。
そうなると もう 読む気になんてなれません〜。
昔の辞書や 取扱い説明書って「文字化け」に見えてクラクラしていたっけな〜。

そんな見え方をするので 私が印刷物をデザインする時には
少しでも見やすい様に 結構行間を開けたり書体にこだわったりするのです。
文章も少なかったな〜〜(笑)
もう少し医学的なお話も私のブログ記事にしたことがありました。

「脳がどのように見ることを学ぶか」パワン・シンハA
(URL http://blogs.yahoo.co.jp/hirameki_7/33896224.html)

↑動画もありますが 英語です(┯_┯) 私、は和訳で我慢。

この中の ボールの影も ひとつのものとして見えてしまう、という状態は 
強めのLDの人にはあるようですね。
私には ないのですが。

人間の目 脳って 本当に不思議で 同じものを見ているようでも
一人一人違う世界を見ています。
「読みにくい。読めない。」にも こう言った見え方の事情があることも多いので 
読めない方を責めるよりは 読みやすいデザインに 変えた方が 早いかも(@^-^@)
LD傾向の人が読みやすい!見やすい!と感じるデザインは 
どんな人にも読みやすいデザインなのだと思います。

次回は 色のお話しを少しさせていただこうかな。
お楽しみに♪

過去の記事

プロフィール

くすのきゆり
兵庫県出身。兵庫県在住。
デザイン専門学校在学中に二科展入選。
専門学校卒業後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして、デザイン事務所、広告代理店制作部に勤務。
本や教材の挿絵、ポスター、雑誌の表紙、イラスト、ロゴマーク作成、パンフレット、チラシなどグラフィックデザイン全般を手掛ける。
結婚、出産で いったん現場を退くものの、現在は、発達障害の啓発活動の傍ら、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてとして活動中。
色鉛筆画が得意。
LDの人にも読みやすいグラフィックデザインを心がけています。
プライベートでは 二人の子どもの発達障害の診断までの過程で、私自身もその
傾向が強い事に気づく。
心療内科にて「物忘れ・衝動性・不注意は薬の副作用やうつ病の症状ではなく、
持って生まれた特性でしょう。脳のほんの少しの機能障害です」と言われるもの
の、専門病院での診断は受けていない。
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