第1回
グラフィックデザイナーになるまで (3/3)

二科展の作品を描いている時には「あ、これは、入選するな」という、予感がありました。ありがたいことに、この予感は当たり、初出品で、初入選となり、 当時、新聞にも、取り上げていただきました。

就職するのに、コンクール入選は、直接は関係しませんが、 描くことに対しての、自信にはつながりましたね。 貴重な体験となりました。
二科展の出品が終わると研修旅行、就職活動、卒業制作…
目の回るような忙しさの中で、あっという間に迎えた卒業式。

私にとっては、この2年間の体験は、一生の思い出になるものばかりで、 楽しく、充実した学生生活を、送らせていただきました。

次回は、デザイナーとしての就職活動について。お楽しみに♪

過去の記事

  • 第1回 グラフィックデザイナーになるまで (2012-05-06)

プロフィール

くすのきゆり
兵庫県出身。兵庫県在住。
デザイン専門学校在学中に二科展入選。
専門学校卒業後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして、デザイン事務所、広告代理店制作部に勤務。
本や教材の挿絵、ポスター、雑誌の表紙、イラスト、ロゴマーク作成、パンフレット、チラシなどグラフィックデザイン全般を手掛ける。
結婚、出産で いったん現場を退くものの、現在は、発達障害の啓発活動の傍ら、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてとして活動中。
色鉛筆画が得意。
LDの人にも読みやすいグラフィックデザインを心がけています。
プライベートでは 二人の子どもの発達障害の診断までの過程で、私自身もその
傾向が強い事に気づく。
心療内科にて「物忘れ・衝動性・不注意は薬の副作用やうつ病の症状ではなく、
持って生まれた特性でしょう。脳のほんの少しの機能障害です」と言われるもの
の、専門病院での診断は受けていない。
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