第1回
グラフィックデザイナーになるまで (1/3)

はじめまして、こんにちは。
くすのきゆりです。

しーたさんから、3月に、デザインコラムを書いてくれない?と 初めてお話をいただいた時には、二つ返事で引き受けたものの よく考えたら、私、コラムは初挑戦(笑)
ドキドキですが、デザインの道に進みたい方の参考にしていただければ^^
では、連載、スタート♪
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第一回目の今回は、私が、グラフィックデザイナー&イラストレーターになるまでの、 道のりを、つづってみたいと思います。

高校卒業まで

私は、兵庫県内の、田園広がる、のどか〜〜な、農村で育ちました。当時は、まだ、家の近くには、スーパーさえなく、 家では、絵を描くにしても、紙や画材さえなく 工作は、園や学校でしかできません。
親も絵は苦手で、環境としては、特に恵まれてはいませんでした。

何度か、市役所に作品を飾っていただいた記憶はあるのですが 自分が、絵や工作が得意だということに気が付いたのは、小学校の高学年でした。
その頃になると、クラスメイトが、私の絵をみて「わ〜〜!じょうずやなあ〜〜!」 って言ってくれるようになり、 作品ができると、毎回のように、先生が、職員室の前に貼ってくださるようになったんです。

図工の先生からも「この部分は、何を使って表現したの?」と質問されるくらい オリジナルな技法を考え付いたりする子でした。
その時点でやっと、自分に特技があることに気づきます。
6年生の、卒業文集では「何か、絵を描ける仕事がしたい」と書きました。

当時から私は、思い込んだらまっしぐら、な性格だったようで 中学3年生の進路相談の時にも 「絵を描く仕事に就きたい」と担任の先生に話し 先生から「そんなに先の事まで決めなくても…めったになれるもんじゃないよ」と、 やんわり反対されても「だってもう、決めてるもん」って思ったものです。

そして、地元の公立高校に進学後は、美術部で油絵などを描きながら、趣味で、サークルに入り、漫画やイラストを描くようになりました。
毎日毎日、ひたすら何かを描く日々がスタートします。
将来の夢は、「画家じゃなくて、何か絵を描く人になりたい」でした。

私は、家から通える範囲で、美術科のある短大や、専門学校の資料を取り寄せ、オープンスクールや、卒業展覧会で学校の様子を見て、体験入学などもしてみて とあるデザイン専門学校に進路を決めます。

プロフィール

くすのきゆり
兵庫県出身。兵庫県在住。
デザイン専門学校在学中に二科展入選。
専門学校卒業後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして、デザイン事務所、広告代理店制作部に勤務。
本や教材の挿絵、ポスター、雑誌の表紙、イラスト、ロゴマーク作成、パンフレット、チラシなどグラフィックデザイン全般を手掛ける。
結婚、出産で いったん現場を退くものの、現在は、発達障害の啓発活動の傍ら、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてとして活動中。
色鉛筆画が得意。
LDの人にも読みやすいグラフィックデザインを心がけています。
プライベートでは 二人の子どもの発達障害の診断までの過程で、私自身もその
傾向が強い事に気づく。
心療内科にて「物忘れ・衝動性・不注意は薬の副作用やうつ病の症状ではなく、
持って生まれた特性でしょう。脳のほんの少しの機能障害です」と言われるもの
の、専門病院での診断は受けていない。
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