最終回 「普通」と「自分」との狭間で揺らぐ読者のみんなへ(2/2)

それから・・・もうひとつ。
これは、このエッセイを読んでくれている全ての人へ。

人は誰でも、矢印をひとつ持っていると、私は考えています。それは、「生き方を決める矢印」です。あなたは、自分の矢印でどこを指していますか? 知らない間に絶望の方向を指してた…なんてこと、ありませんか?

たとえば私、堀川ひとみも"普通"というものに日々振り回されて生きています。アスペルガーの世界と周りの世界との板挟みに合い、うんざりすることも、孤独を感じることも多いです。やがて、前向きなことを何一つ考えられなくなったりするときもあります。
そして、泣いて、泣いて、疲れ果てたころ、「『矢印』は自分が持っているんだった!」とハタと気づかされます。慌てて矢印がどうなっているか確かめると、、、
おやおや。矢印は絶望の方向にまっすぐ垂れ下がっています。(苦笑)

その矢印で、どこを指すか。
それは、あなた次第なのです。
その矢印は、他の誰でもない、
あなたが自分の意志で指すものなのです!

あなたの、世界における立ち位置
あなたの望む姿
あなたの明日
あなたの未来

あなたは たとえ今どの位置にいても、その矢印で指し示し、進んでいく権利があるんです。だって、あなたは生きているんだもの!

私も常に自分の矢印を指し示して生きていける 逞しい人間になりたいです。指し示す方向は人それぞれでも、みんなで一緒に生きていきましょう!

さて、1年間ここ「でこぼこ生活研究所」にて連載させていただきました、私のエッセイ。 今回が最終回となります。
読者のみなさん、しーたさん、1年間文章を綴るためのパワーとご支援をいただき、本当にありがとうございました。

今後も、私のホームページにてメッセージを綴っていきたいと思いますので、引き続きおつきあいいただけましたら幸いです。

人生晒し系 シンガーソングライター
堀川ひとみ

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プロフィール 堀川ひとみ プロフィール画像
堀川ひとみ
人生晒し系シンガーソングライター。アスペルガー症候群の当事者。
(鬱病の克服と発達障害発覚を経た人生を晒して歌っている。)
ジャンルは全然違うのに、歌を聴いた人によく「ジャニス・ジョップリンだ!」と言われる。
株式会社うたの国のPrincess(代表取締役)でもある。
youtubeで「堀川ひとみ」検索すると、ライブ映像がやたら出てくる。
無宗教なのに、歌っているだけでなぜかよく宗教と間違われてしまう。
とある人は私の歌を「劇薬」と呼ぶ。しばらく聞かないと禁断症状に苦しむらしい。
かわさきFMにて番組をもっている。
現在3種類のCDを発売している。全てコンセプト・アルバム。
最近CDを買わなくなった人に売れている。
しかも、一度はまるとなかなか抜け出せないらしい。
ブログ
堀川ひとみ公式サイト
堀川ひとみ-禁断のMyRoom-
アルバム
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