第10回
人は皆バラバラだという考え方について(1/2)

高田の馬場にある、発達障害の人たちのための憩いの場「Necco」(ねっこ)で 「バラバラ」というインターネットテレビ番組の放送を始めたそうです。
【URL】 http://www.ustream.tv/channel/bara-bara

発達障害の人たちはみんなバラバラ!それをバラエティ仕立てにしたNHKインスパイアな番組だそうです。

それにちなんで、こんなことを思いました。

みんないろいろ!みんなバラバラ!それがいい!
てのは、すてきな言葉で共感しますが・・・なんて月並みな言葉なんでしょう!

だから、私は敢えてこう言いたい。

「みんないろいろ!みんなバラバラ!それに気づいたら楽になれる!」

それに、こうも言いたい。

「みんないろいろ!みんなバラバラ!文句あっか?」(^^;)

私は現在、神奈川県は川崎市のFM局にて番組を持っています。
(すでにご存知の方もいると思いますが、このポータルサイトの管理人
しーたさんがしゃべるミニコーナーも月一で展開しています。)
この番組のコンセプトは2つ

  • 「相互理解を考える番組」
  • 「うたの国らしく、うたが生まれる番組」

この、「相互理解を考える」について
番組では冒頭に「相互理解を考える番組です」と言う他は、具体的に発言したりコーナー組みすることはありません。なぜなら、冒頭のこの一言によって、聞く方は相互理解を目指して聴くという前提だからです。
そして、メールのコーナーでみんなのいろんな価値観に触れながら、それを概ね「良し」の方向で捉えていくことで、相互理解を達成できるからです。

=さて、以下は私の持論です。あなたと考えが合わないかもしれませんが、その場合はスルーしてください。=

なぜ相互理解が必要か、その根幹になる部分に関わるのが、「人はそれぞればらばらである」という捉え方です。
人がみんな同じだったら・・・
自分が思っている事は他人が思っている事とおんなじなので、 意思疎通のために話す必要もありません。

※アスペルガーの方の会話パターンとして主語や目的語が抜けがちになるのは、人はみんな私と同じ! という捉え方から来るものだと私は考えています。

プロフィール
堀川ひとみ
人生晒し系シンガーソングライター。アスペルガー症候群の当事者。
(鬱病の克服と発達障害発覚を経た人生を晒して歌っている。)
ジャンルは全然違うのに、歌を聴いた人によく「ジャニス・ジョップリンだ!」と言われる。
株式会社うたの国のPrincess(代表取締役)でもある。
youtubeで「堀川ひとみ」検索すると、ライブ映像がやたら出てくる。
無宗教なのに、歌っているだけでなぜかよく宗教と間違われてしまう。
とある人は私の歌を「劇薬」と呼ぶ。しばらく聞かないと禁断症状に苦しむらしい。
かわさきFMにて番組をもっている。
現在3種類のCDを発売している。全てコンセプト・アルバム。
最近CDを買わなくなった人に売れている。
しかも、一度はまるとなかなか抜け出せないらしい。
ブログ
アルバム
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