第7回 やらかしパラダイス。(2/3)
少しずつイベントの常連さんと顔なじみとなり、ファンも増えて来た矢先、私は独立することになりました。
そこで、私は社長さんに、独立してもよろしくお願いします!と礼儀正しく挨拶。
後日いつもと同じように、Mさんに、次の日程のご相談メールをしました。
すると、 こんなメールが返ってきました。
「あなたは 私に全く挨拶することなく○○(←社長さん)に頭をさげていましたね?
そんな方に次の機会を与えるわけにはいきません」
・・・え?
・・・ええええええええええっ!?
ちょいまち!!!
Mさん!!!どこにいた〜〜〜〜〜っ!? (?_?)
実は私、一度の再会で、Mさんの顔を覚えられなかったんです。
でも、いまさら聞くに聞けず・・・って状態で長い間過ごしていて、 でもそれらしき人はいない(=見渡してMさんだと感じる人がいなかった=あくまで感覚の世界)ので、いつも困っていたのです。
結局、Mさんの顔がわからないまま、そして懸命の特徴説明もむなしく、そのお仕事はお流れになり、私は思い出すたびに、あれがMさんだったかも!いや、あの人が?と、うなされています。
ひょっとして・・・社長さんの横にすわっていたあの女性が実はMさんだったかも!というのが、いまのところ濃厚な線です。
私は元来、人の顔をうまく捉えられない特徴があり 一度見てすぐ覚えるという客商売の必須技能がかなり弱いんです。 (子供のころでも、クラスメートみたいに毎日一緒にいて名札やゼッケンがあれば、
30人でも一ヶ月ぐらいでなんとか覚えてましたが、その程度です・・・ 汗)
それでも何度も繰り返す中で、ストリートやうちのライブのお客様として多かった男性の顔の認知は だいぶできるようになっていたんです。
しかし。。。そのときはまだ、女性は1回では全く顔を認知できない状態でした。