第6回 うたは私の「使命」ですっ!〜発達障害公表の経緯〜 (2/4)
発達障害がわかったとき、
それを公表するかどうか、
本当に悩みました。
「人が好きなのに、人にどう興味をもってよいのかわからない」
これが、私の一番のネックであり、発達障害所以であろう部分です。
そんな特性を有する発達障害というものを公表したとしたら・・・
果たしてそんな私をみんなが支えてくれるんだろうか?
大勢の人への感謝があって初めて成り立つステージに、
私は立つ資格があるのだろうか?
悩んだ末、私が発達障害の公表に踏み切ったのは
鬱病のことを歌ったアルバム「私の心 嘘だらけ」を出した時いただいた
鬱病患者さんや経験者さんからの支持の言葉と
私自身の歌ポリシーを思い出したから。
私は、同じ悩みを持つ人たちの役に立つ歌を歌いたい。
私は、人生を晒した歌を歌いたい。
覚悟を決めて
CDを制作し、
発達障害であることを公表しました。
ちなみに、歌うって行為は
その人の対人関係上の問題がよく表れるんです。
私が発達障害である事も、仮に隠していたって
聴く人が聴けば す〜ぐバレちゃうでしょう。
そういう面でも、
あー なんか きっと歌でバレバレなんだから言っちゃえ〜
っていう部分もありました(苦笑